リポートクローズアップ
四国から世界の秘境へ 大歩危・祖谷いってみる会、大平新会長就任の抱負/愛媛
徳島県三好市の旅館ホテルで構成する一般社団法人大歩危・祖谷いってみる会(大平修司会長=峡谷の湯宿大歩危峡まんなか)は6月17日、新祖谷温泉のホテルかずら橋で「大歩危祖谷の未来を語る夕べ」を開催し、関係者50人が出席した。6月7日に開いた総会...
観光、移動の視点で考える二次交通 近畿運輸局がシンポジウム
観光による地域活性化を目指す中で、地方で課題に挙がるのが二次交通。地域の特性を活かした観光地域づくりに向けて、観光の視点と交通の視点から二次交通の確保と充実を考える意欲的なシンポジウムが6月7日、大阪市内で開かれた。 公共交通を手段に...
ガストロノミープロジェクト集大成 徳島県三好市、食による滞在観光地づくり磨く
地元食材を生かした観光客誘致の一環として、2021年から「ガストロノミープロジェクト」に取り組んできた徳島県三好市。3カ年のプロジェクトの総仕上げとしてこのほど、三好市の真言宗御室派・四国三十六不動霊場第五番の密厳寺で「徳島県三好市を感じる...
クルーズdeツナグ・プロジェクト 全国クルーズ活性化会議、北陸復興応援企画がスタート
全国クルーズ活性化会議(久元喜造会長=神戸市長)は2月から、クルーズによる地域活性化、クルーズ人口の拡大を図る「クルーズdeツナグ・プロジェクト」を展開している。国や旅行業団体、クルーズ関連団体、各港が連携し、各地でクルーズの魅力を伝える企...
農泊訪日旅行の可能性 農水省がセミナーを開催、外国人が地方の価値を発見(2)
旅行商品として農泊を企画・販売しているクラブツーリズムの樋山智彦・地域共創事業部部長は「コロナ後は特に自然に触れる体験が人気です。少人数が好まれるなどのコロナの影響も感じます。クラツーではコロナ前から写真撮影ツアーの1つ、棚田撮影ツアーが人...
農泊訪日旅行の可能性 農水省がセミナーを開催、外国人が地方の価値を発見(1)
農家民泊の推進に取り組む農林水産省は3月4日、農泊関係者を対象にしたセミナーを東京・銀座の時事通信ホールで開き、オンラインでも配信した。 国の農泊政策や農泊の手引きを解説したほか、「スローフードな人生!―イタリアの食卓から始まる」など...
中高生のアイデアで地域活性 全国高校生地方鉄道交流会、大阪・岬町で11校参加し開催
鉄道好きな中高生が鉄道による地域創生を考え発表する「全国高校生地方鉄道交流会」が今夏、大阪府岬町で開かれた。同町を走る南海電気鉄道多奈川線をテーマに、関西空港の利用者を多奈川線に誘客する方法についてアイデアを出し合うもので、全国各地から11...
旅行会社の辛口意見を誘客に生かす-熊本・苓北町 無料に価値はない/見せる工夫を
数百年にわたって熊本県・天草の政治や経済、文化の中心だった苓北町。町のシンボル的存在の富岡城址は、天草四郎率いる一揆軍が攻め落とすことができず、島原・天草一揆(島原の乱)が早期に決着した要因になったことで知られる。 その富岡城址を核と...
年内に30万人の訪タイを タイ国政府観光庁、日本へのプロモーション本格化
9月22―25日のツーリズムEXPOジャパン2022に、タイからはタイ国政府観光庁(TAT)のユッタサック・スパソーン総裁、タネース・ペッスワン副総裁、チューウィット・シリウェーチャクン東アジア支局長ら幹部が来日し、旅行業関係者やメディアと...
質・量ともに豊富な温泉核に観光振興 わかやま12湯サミットin南紀勝浦温泉(2)
活火山がない紀伊半島の「神の湯」 続いて和歌山大学の後(うしろ)誠介客員教授が「わかやま 温泉の謎を解く」をテーマに講演。「活火山がない紀伊半島に高温の温泉があるのは地質学の謎のひとつになっています」。100年前に振った雨水が元となり...