冬観光が来た 各地でイルミネーションイベント
まちや施設がイルミネーションに輝き、カニをはじめ旬の美味いもんが目白押し。冬ならではのあれやこれやの観光素材。寒いからこそ楽しめる光と味が競演する観光シーズンが到来。
大阪府枚方市のひらかたパークで11月15日から、園内を100万球のLEDで彩る「光の遊園地」が始まった。府下最大級のイルミネーションイベントで、今冬が初開催。来年2月15日までの土日祝日を中心に行われる。
13日には、一般公募で選ばれた1日ひらパー兄さん100人が親指を自分に向ける「(わいで)おま」のポーズで点灯式。来年3月までに年間入園者数100万人を突破しなければ枚方出身の俳優で超ひらパー兄さんの岡田准一さんのクビがかかっており、光の遊園地開催で目標突破を目指す。
イルミネーションイベントは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンやハウステンボス、なばなの里などのテーマパーク、神戸ルミナリエ、OSAKA光のルネサンス、丸の内イルミネーションなど大都市で開かれるものが有名だが、近年は地方での開催も多い。
静岡県御殿場市の時の栖は来年3月15日までのロングランで、全長450メートルの光のトンネルなどが見どころ。愛知県蒲郡市のラグーナ蒲郡も3月末までで、大規模な3Dマッピングを2つ展開するなど夜間イベントがある。
自然の中で楽しむには、長野県大町市の国営アルプスあづみの公園の光の森(1月12日まで)、岐阜県・平湯温泉で2月中旬から下旬の平湯大滝結氷まつりが氷柱をライトアップする。鳥取県の鳥取砂丘では11月29日―12月25日に「鳥取砂丘イリュージョン」が行われ、幻想的な砂丘が出現する。
一方、食の面では"冬の華"松葉ガニが旬。JR西日本の定番商品「かにカニ日帰りエクスプレス」でカニまで一直線だ。詳しくは、コラム鉄チャンあらしん「今冬もカニ特急 JR西日本・かにカニ日帰りEXP」へ。