USJ、17年"やり過ぎ限界突破"へスタート(1) 「ドラクエ」にファン歓喜
2016年度は約1390万人と3年連続過去最高の入園者数を記録したテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。昨年の開業15周年の「リ・ボーン さあ、やり過ぎよう、生き返ろう」をテーマに"やり過ぎ"エンターテイメントを展開してきたが、今年は、さらに"やり過ぎ限界突破"を新たなテーマとして、新規アトラクションやイベントなどが計画されている。3月16日、それらの概要発表と、15周年「リ・ボーン」大使である松岡修造氏が登場し、「やり過ぎ限界突破の1年開幕セレモニー」が開催された。
"生みの親"が開幕を宣言
当日は、夕方に予定されているセレモニーに先立ち、新規アトラクションの第1弾となる同17日オープンの「ドラゴンクエスト・ザ・リアル」の先行体験会が実施された。ゲームファンなら誰でも知っているゲーム業界の神様的な存在で「ドラゴンクエスト」の生みの親、堀井雄二氏、「ドラゴンクエスト30周年プロジェクト」の統括プロデューサーである市村龍太郎氏が登場。約200人のファンとともに、開幕を宣言した。
堀井氏は「30年間続けてこられたのはスタッフ、そしてファンのおかげです。是非、主人公となって楽しんでほしい」、市村氏は「臨場感を出すには非常に難しかったですが、徹底的に黒リティにはこだわりました。新たな戦い方へのチャレンジですね」と話していた。
「ドラゴンクエスト・ザ・リアル」は、ゲストがゲームの中に入りこみ、主人公となって戦うという仕組み。Padで名前や職業を登録し、手渡された武器をもって、次々に部屋を回り敵と戦う。4人1組で戦いながら、最後は、巨大な竜王との戦いは8人で戦うというものだ。結構力がいるゲームでその分臨場感が出てくるといえよう。