箱根が12連覇達成、上位は安定のブランド力 じゃらん人気温泉地ランキング2018
リクルートライフスタイル・じゃらんリサーチセンター(沢登次彦センター長)はこのほど、毎年恒例の「人気温泉地ランキング」の2018年版の投票結果を発表した。旅行者が「もう一度行ってみたい」と感じる人気温泉地は箱根(神奈川)が調査開始以来12連覇を達成。2位は草津(群馬)、3位は別府と由布院(いずれも大分)と、上位の顔ぶれは例年と変わらず、安定したブランド力を示した。
5位の登別(北海道)を含めた上位5温泉地は12年以降、順位の変動は若干あるものの常にトップ5を形成。以下、6位道後(愛媛)、7位指宿(鹿児島)、8位黒川(熊本)、9位有馬(兵庫)まで昨年と動きはなかった。10位には城崎(兵庫)が昨年の12位からランクアップした。
一度は行ってみたい「全国あこがれ温泉地ランキング」は12年連続で由布院が断トツの1位。2位は乳頭(秋田)、3位は草津、4位は別府、5位は指宿と続き、上位の顔ぶれに大きな変動はない。
満足度ランキングは総合温泉地部門で高湯(福島)が満足者の割合97.1%で2連覇を達成。2位は乳頭、3位は白骨とトップ3は例年同様強い。訪問者100人未満の秘湯部門は1位黒部峡谷温泉群(富山)、2位九州“夢”温泉郷(大分)、3位わいた(熊本)がランクインした。
調査は宿泊予約サイト「じゃらんnet」の利用者を対象に昨年8月に行い、全国327温泉地から選択。回答数は1万2017人。
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