楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

Airbnbとどう対峙するか—世界民泊会議(2) 世界規模の連携で抑止力

今後についてはパスワードで保護されたウェブサイトの立ち上げや情報の共有など世界レベルでの連携の必要性を出席者相互に確認した。

今回、日本から出席した宿泊関係者は「出席者のほとんどがAirbnbへの抑止力としての連合体の形成を念頭に置いているように感じる。日本のように政府に働きかける組織がないため、現状での法規制をどのようにするかといった点での情報共有や議論が多かった会議だった」「世界的にみてもサービス産業の地位や政治に対する発言力の低さを改めて認識した。今後、連合体を形成していくなかで、英語による情報や主張の発信が重要になってくるため、旅館団体での人材確保と育成が必要だ」と話していた。

世界民泊会議

世界各国からの出席者で集合写真

なお、会議前日の18日は「顔合わせ」と位置づけ、参加者同士がそれぞれ抱える問題について熱い議論を交わす場面もあった。

世界民泊会議は4月下旬にもスペイン・バルセロナで開催された。その様子は近号で紹介する。

(前の記事)Airbnbとどう対峙するか—世界民泊会議(1) 日本から日旅協、全旅連が参加

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・愛媛編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・高知編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・徳島編

「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ