“除菌バス”のネットワーク「JBR発足」(1) 全国44社を手配、紹介
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、業績が悪化している観光バス事業者が連携し、新組織「JBR(除菌バスリザーブセンター)」を9月1日に設立した。バスの除菌・消臭に2010年から取り組み、安心安全なバス旅行を促進してきた九州観光旅館連絡会(九観連=大阪市西区、松瀬裕二代表)が呼びかけ、全国44社のバス会社が参画。「除菌バス」を旗頭に、安心・安全・快適な観光バスを旅行会社に手配する。
安心・安全・快適な観光バスを
JBRは、除菌水を噴霧器で霧状にして拡散させる「空間除菌」の普及に取り組んできた九観連空間除菌部がベース。
同部では、新型インフルエンザ(鳥インフルエンザ)の流行で観光業界が多大な影響を受けた10年から、九州のバス会社を皮切りに旅館ホテルなどで空間除菌の普及に取り組んできた。特に観光バスは、空間除菌の噴霧器を搭載した車両を「除菌バス」と提唱。安心安全を担保するバスとして需要が高まり、今では「除菌バス ウイルス対策車」と書かれたステッカーを車体に貼った約3千台のバスが全国を走るまでに拡大している。

全国3千台の貸切観光バスに
導入されている空間除菌噴霧器
さらに、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、除菌バスを導入したバス会社から「除菌バスの宣伝や集客ができる方策はないか」と要請されたことから、九観連が主導してJBRを発足させることになった。
9月1日の発足時にJBRに参画したバス会社は全国44社。除菌バスをネットワーク化し全国の旅行会社に安心・安全・快適な旅行が楽しめるバスの紹介や手配、宣伝を行う。
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