アフターコロナを見据えて 近畿運輸局と京都府、大分県が在日外国人ライター招へい事業(2)
瀬戸内の船旅も体験 フェリーさんふらわあに乗船
11月17日の夕刻、大阪南港では出港前のフェリーさんふらわあ2隻を見学。鹿児島県・志布志航路のフェリーさんふらわあさつまでは、個室化が進んだ船内の客室などを見学。特に和室は、ライターの大きな関心を集めていた。
また別府航路のフェリーこばるとでは、コロナ禍で営業を休止していた船内レストランがこの日再開したことから、ブッフェスタイルで棚に並んだ料理を熱心に撮影していた。
フェリーさんふらわあ旅客営業部の尾石実さんは、船内の感染症対策が万全であることや、2022年末から別府航路に投入される新造船について説明。「欧米の方が意識される環境にも配慮した船で、環境性能は最高評価を取得しました。日本の旅にフェリーを加えていただきたい」などと話していた。
近畿運輸局観光部の角谷敬二郎部長は「本来は、各国から直接ライターを招へいする事業ですが、コロナ禍のなか関係機関の協力を得て、国内在住の英字オンラインメディアのライターに参加いただきました。コロナ収束後の関西へいち早い需要回復につなげていきたい」と、事業実施の意義を語った。
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