【観光業界リーダー年頭所感】兵庫県旅行業協同組合 理事長 門田基秀 氏
新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申しあげます。平素は私ども兵庫県旅行業協同組合に対し格別のご支援、ご協力を賜り心より感謝申しあげます。本年もよろしくお願い申しあげます。
昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大により我々旅行業のみならず、ありとあらゆる業種に大きな影響が出た1年となりました。その状況は年が明けた今もなお続いております。今まで長年にわたり築かれてきた既存の社会システムが崩壊し、働き方も大きく変わりました。
業界では、大手旅行会社が店舗の縮小・人員削減にまで踏み込んだ改革を打ち出し、個人旅行においてインターネットを利用した予約への流れが加速しております。
我々中小零細旅行業者においても大きな変革を迫られています。店舗運営、団体旅行のあり方、社員の勤務、そして感染防止。課題は山積です。
しかし、そのような中でも、今まで長い間取り組んできた地域とのつながり、顔と顔を突き合わせて商売をしてきた強み。これからは中小零細旅行業者が必要とされる時代になってくるのではないでしょうか。
今年で4年目に入ります協同組合大阪府旅行業協会、京都府旅行業協同組合との連携もさらに強め、団体ユニットプランをはじめとする共同事業に取り組んでまいりたいと思います。まだまだ厳しい状況が続くと思われますが常に頭を回転させ常に前を向き努力してまいりたいと思います。
終わりになりますが、皆様方にとりまして素晴らしい1年になりますようお祈りし、引き続き兵庫県旅行業協同組合に対し、ご支援ご協力をいただきますようお願い申しあげます。
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