「倉敷思い出作りの旅」 市誘致委員会、修学旅行に助成金−旅行業者に1人あたり2千円
岡山県・倉敷市修学旅行誘致委員会は4月1日から「倉敷思い出作りの旅」修学旅行助成金制度をスタートした。ウイズコロナ、アフターコロナ期の中、倉敷市内の宿泊施設で宿泊を伴う修学旅行を実施した旅行業者に、旅行経費の一部を助成。児童や生徒、学生を対象に1泊につき1人あたり2千円を助成する。
制度は小学校・中学校・高等学校・専門学校・支援学校の行事の一環として行われる修学旅行が対象。例年、120−130校が倉敷市内に宿泊する修学旅行を実施しているが、コロナ禍で修学旅行が大幅に減少。2021年度(令和3年度)に限り、修学旅行を取り扱う旅行業者への助成額を倍増させた。申請期間は22年2月28日まで。

例年120校以上が倉敷市内に宿泊して
訪れている美観地区(写真はイメージ)
具体的には、誘致委員会の会員宿泊施設に1泊以上宿泊することが条件で、引率者や乗務員および添乗員を除き1人あたり2千円を助成する。2泊以上の場合は1泊ごとに助成額を追加する。岡山県が設けている「岡山県バス団体旅行助成事業」との併用が可能で、倉敷市の助成金額と合わせて1泊につき最大3500円の助成になる。
「倉敷思い出作りの旅」助成金の申請は、旅行業者が交付申請書に必要書類を添えて誘致委員会事務局(公益社団法人倉敷観光コンベンションビューロー内)に提出。委員会の承認を経て、旅行実施後に実績報告書を提出し、誘致委員会からの確定通知書を受領して請求するという流れ。
倉敷市は、歴史と文化を感じられる倉敷美観地区をはじめ、瀬戸内海の景色や瀬戸大橋を望み国産ジーンズ発祥の地でもある児島地区、工場見学など産業観光ができる水島地区といった修学旅行に適した個性的な観光資源が点在している。子どもたちにとって普段感じることのできない空間や雰囲気の中での貴重な「体験」が、思い出づくりの修学旅行先として支持を集めている。
なお、誘致委員会の会員宿泊施設は次の通り。
【倉敷地区】 倉敷アイビースクエア▽倉敷国際ホテル▽倉敷ロイヤルアートホテル
【児島地区】 下電ホテル▽倉敷せとうち児島ホテル▽鷲羽グランドホテル備前屋甲子▽倉敷シーサイドホテル
【玉島地区】 国民宿舎良寛荘
問い合わせは、事務局の倉敷観光コンベンションビューロー 電話086−421−0224まで。
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