【観光業界リーダー年頭所感】大阪直営案内所連絡協議会 幹事長 谷口昇 氏
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大阪直営案内所連絡協議会の会員に対しまして格別のご高配を賜り厚く御礼を申しあげます。
大阪直営案内所連絡協議会では、昨年9月に第35期通常総会を4年ぶりに開催することができました。新型コロナも昨年5月に5類へ移行し久しぶりに何の規制もない普通の生活に戻り「いつも通り」ということがいかにありがたいものか、改めて実感させていただきながら、やっとリアルな総会として久しぶりに会員一同で集まることができました。会員の皆様の楽しいそうなお顔を拝見することができ、これも「いつも通り」の良さを感じた次第です。総会後の懇親会には、関西地区2府4県の旅行業協会の会長様・理事長様にもご参加いただき盛大に開催することができました。改めて御礼を申しあげます。
総会後の9月からの第36期は会員数29会員でスタートをきりました。3年間のコロナ禍で大阪案内所・営業所の閉鎖等があり会員数も減少しております。
昨年5月から自由に行動ができるようになり、旅行も6月ごろから徐々にではありますが増えてきました。昨年秋の10―11月は日々満館になった施設が相次ぎ、2019年度の実績に近づいてきた施設も多くなりました。団体旅行も少しずつではあるものの動き始めたようですが、貸切バスが取れない状況が続きました。特に日帰り旅行に関しては貸切バスが確保できた日でのみ実施するという状況が続いたようです。
宿泊施設の受入体制も2019年までのようにはならないようです。コロナ禍で団体客が動かなくなり個人旅行が中心の受け入れ態勢へと変更せざるを得なくなっています。施設によっては今までの大きな宴会場をバス1台ぐらいの人員しか受けない宴会場に変更したり、個人客用に宴会場を食事処に模様替えをする施設、従業員がかなりの人数で退職した人手不足によって従来は100%稼働していた客室を現在は70―80%くらいの予約でまわしているようです。
宿泊料金も各施設で値上がりをしています。物価の上昇、従業員の給料アップなどが要因のようです。さらに、これもマンパワー不足および働き方改革で昼食の予約を取らない施設も増えてきました。
我々の会員は団体客を中心とした営業展開ですので、コロナ禍以降の個人客中心の営業体制になってきている施設が多く、まだまだ厳しい状況が続くものと考えられます。このまま何もせず手をこまねいていてはだめです。会員間で連絡を取り情報交換を行い、また各地域の行政と連絡を取り新しい地域観光情報および助成金等の施策を旅行会社の皆様に提供し団体旅行が動くきっかけにしなければなりません。
直案会も各会員のため団体旅行がどのようにしたら復活できるか旅行会社の皆様と話し合いを行い業界発展のために進めてまいりたいと考えています。
結びにあたり、大阪直営案内所連絡協議会の会員にご高配を賜りますことをお願い申しあげ、新年のごあいさつとさせていただきます。
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