【観光業界リーダー年頭所感】近畿案内所連合会 会長 安藤元量 氏
謹んで新春のお慶びを申しあげます。旧年中は私ども近畿案内所連合会に対しまして格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。会員一同厚くお礼を申しあげます。
昨年は皆さまにとって如何でしたでしょうか。円安の影響でしょうか、物価高騰で現地の仕入価格も高騰し、さらに施設のリニューアルなどで平均的に単価がずいぶん上がってきているように思えます。単価が上がれば旅行会社も、案内所も売上上昇につながるのですが、お客様は支援割慣れのせいか、今の単価についてきていないように思えます。
ただ、昨年のタイガースとオリックスのW優勝で、関西はたいへん盛り上がっております。景況の底上げに大いに期待しております。
あまりニュースになっていませんが、国連の専門家委員会によりますと地球のオゾン層は回復傾向にあると言い、また日本では石垣島や西表島のサンゴ礁の白化が回復しつつあるということです。悪いことばかりではなく良いこともあります。少しホッとした気分になりますネ。
いずれにしましても、旅行業界もコロナ禍前の2019年の状態に少しでも戻せるよう期待しております。それには業界の皆様のさらなるご支援をお願い申しあげます。
最後になりますが、皆々様のご健勝とご多幸をご祈念申しあげますとともに、今後とも近畿案内所連合会をよろしくお願い申しあげます。
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