【観光業界リーダー年頭所感】一般社団法人日本添乗サービス協会 副会長 三橋滋子 氏
新年あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症が2類から5類に移行して1年半以上が経過し、人の移動や旅行、イベントなどもコロナ前と同様に行われるようになりました。また、インバウンドにおいては訪日旅行客が3千万人を過去最速で突破する一方、長引くロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの戦争による世界情勢不安や円安による海外旅行費用の高騰などにより、海外旅行は低迷しており、まだまだ復活とは言えない状況が続いております。
当協会会員から派遣される添乗員は(インバウンド業務への派遣も一部行ってはいるものの)国内外への旅行への派遣が中心であり、海外旅行の復活なくして業界の発展はないと考えております。
また、コロナの影響で多くの人材がこの業界を離れ、(当協会)会員会社は人材確保に非常に苦慮しております。
協会としては(学生も含めた)若年層に対して職業の魅力の周知及び現役添乗員がこの業界に興味関心のある若年層の方々に体験談等仕事のやりがいを話してもらうための「ツアコンカフェ」を継続して開催してまいります。
今年は、協会の主たる事業である「旅程管理研修」に加え、すでに現業についている添乗員を対象にした「レベルアップ研修」をこれまで以上に講座のメニューを拡大し、現役添乗員のスキルアップを図り、添乗業務の高付加価値化に尽力してまいります。
また、ハラスメント問題にも積極的に取り組んでまいります。
昨年は、当協会会員および派遣先である旅行会社の従業員の方々を対象に「カスタマーハラスメント」をテーマとして取り上げ、それぞれを対象にしたセミナーを実施いたしました。添乗員の仕事の特性上、つねにお客様に同行して業務を行い、かつ、事業場外で業務を行うため、カスタマーハラスメントに遭遇しやすい(環境にある)ことから、現場で奮闘する添乗員を守るためにもこの問題をはじめ種々様々な課題の解決に今年度も積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
関係各位の皆様のご協力・ご支援を本年もよろしくお願いいたします。

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