【観光業界リーダー年頭所感】兵庫県旅行業協同組合 理事長 門田基秀 氏
新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申しあげます。平素は、私ども兵庫県旅行業協同組合に対し格別のご支援、ご協力を賜り心より感謝申しあげます。
昨年は、年明け早々に能登半島地震が発生し大変な状況の中でのスタートとなりました。被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。これから我々にできることは送客という形で観光業の仲間の皆様に貢献できればと思っております。
夏に開催されたパリオリンピックでは多くの日本人選手の躍動する姿を見ることができ我々に元気を与えてくれました。
そして、我々の業界としては数年ぶりに1年を通してコロナウイルスの影響を受けることなく活動することができました。
ただ、あらゆる商品の価格高騰による旅行内容の変化や人手不足による手配の困難な状況などまだまだ不透明な状態が続いております。
そのような中、私ども兵庫県旅行業協同組合では、私の記憶の中では初めての契約機関協力会との商談会を開催いたしました。各施設の皆様の現状の生の声をお聞きし、組合員と協力会の連携をさらに深めることができました。
環境がどんどん変化していく中、様々なお客様のニーズに対応できるよう常に新しい情報を共有しニーズに合った旅行商品を提供できるように努力しなければなりません。そのためにもたいへん有意義な商談会を開催できたと思っています。
本年4月には神戸空港が国際化され韓国・台湾等へのチャーター便が就航予定となっております。我々のお客様に海外旅行をより身近に感じていただけるチャンスであると思います。あわせて本年4月から半年間「大阪・関西万博」が開催されます。関西が盛り上がり新たな旅行需要を発掘し、「飛躍」の1年になるよう努力してまいります。
終わりになりますが、新年が皆様方にとりまして素晴らしい1年になることをお祈りし年頭のごあいさつとさせていただきます。本年もご指導ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申しあげます。
- 「どっぷり高知旅」―四万十に浸る時間(3) 四万十市観光協会が目指す組織像(25/01/31)
- 「どっぷり高知旅」―四万十に浸る時間(2) 四万十市観光協会、風土を味わう体験を商品化(25/01/31)
- 「どっぷり高知旅」―四万十に浸る時間(1) 4カ年のキャンペーンでいなか暮らし観光を提案(25/01/31)
- 【観光業界リーダー年頭所感】近畿案内所連合会 会長 安藤元量 氏(25/01/19)
- 【観光業界リーダー年頭所感】大阪直営案内所連絡協議会 幹事長 谷口昇 氏(25/01/19)
- 【観光業界リーダー年頭所感】協同組合和歌山県旅行業協会 理事長 青木査稚子 氏(25/01/18)
- 【観光業界リーダー年頭所感】株式会社滋賀県旅行業協会 代表取締役社長 北川宏 氏(25/01/18)