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【観光業界リーダー年頭所感】株式会社滋賀県旅行業協会 代表取締役社長 北川宏 氏

謹んで新春のお慶びを申しあげます。平素は株式会社滋賀県旅行協会に対し格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。

昨年は能登において地震・豪雨が発生いたしました。被災されました地域の皆様へ謹んで哀悼の意を表しますとともに、業界全体が一つとなって復興への支援を継続していかなければなりません。

他方、スポーツ界におきましては、パリオリンピックでの日本勢の輝き、大谷翔平選手の50―50、ナ・リーグMVPなど「すごい」としか言い表せない大活躍は全人類に対して「明るい希望」を与えてくれました。

世間が明るくなることにより、観光が活性化されることを願うばかりです。

観光業は言うまでもなく平和産業であります。日本被団協がノーベル平和賞を受賞されました、ウクライナ情勢及び中東情勢の平和的な停戦を一秒でも早く実現されることを期待いたします。

本年は、いよいよ大阪・関西万博が4月13日により6カ月間開催されます。滋賀県では、4歳から高校生までの子どもたちを無料招待する「滋賀県 大阪・関西万博子ども招待事業」が展開されます。弊社は、JTBと滋賀観光バスの3社で構成される「滋賀県学校団体運営管理共同事業体」にて、本事業の運営管理業務を受託いたしました。滋賀県の子どもたちが世界に羽ばたく一翼を担いつつ事業の成功につながるよう精進いたします。

また、9月28日から「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」滋賀県大会も開催され、共同企業体との一員として協会会員と共に一丸となって頑張ります。

滋賀県旅行業協会は、こうした環境の変化の中で、昨年までの成果を踏え、①会員へのサポートを充実②推進する業務推進事業③会員の収益確保に向けた物販の企画等の提案・販売事業④会員への利用促進に向けたクーポン、保険事業⑤会員への主催旅行商品の開発と販売事業―を遂行する事により、本年は、会員全員が「利益の確保」の構築を目指してまい進してまいりたいと考えております。

最後に協会としても、持続可能な滋賀県観光振興への取り組み、利益率の高い高付加価値商品の造成支援など、会員と力を合わせて滋賀県旅行業協会ならではの魅力ある組織を構築し、観光振興に貢献してまいります。

本年も、当協会に対しまして、ご理解・ご支援をお願いするとともに、皆様にとりましても良い年となりますよう、ご祈念申しあげごあいさつとさせていただきます。

年頭所感

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