【観光業界リーダー年頭所感】協同組合和歌山県旅行業協会 理事長 青木査稚子 氏
新年あけましておめでとうございます。理事長就任以降、一貫して「会員のみなさんに役立つ旅行業協会」の思いを胸に活動してまいりました。その一つの成果として2024年にはJTB和歌山支店と共同で「わかやま教育サポーターズ」として県内の小中学校の児童・生徒を今年開催される大阪・関西万博へ輸送する事務局事業を県から受託することができました。
これからも当協会以外の事業者ともタッグを組んで国や県からの様々な受託事業を獲得し、少しでも収益を上げることのできる組合として取り組んでいく考えですので、会員の皆さまのご理解と協力をお願いするところです。
また当協会が事務局を務めるわかやま12湯推進協議会は、毎年10月に「わかやま12湯サミット」を開き、和歌山県の温泉を通して県内の観光素材をアピールしています。昨年「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコの世界遺産に登録されて20年という節目の年にあたり、熊野本宮大社で12湯の湯を熊野本宮大社でお湯を奉納する献湯祭と川湯温泉でサミットを開催しました。
熊野本宮大社の九鬼家隆宮司様のおかげで実現しましたが、参議院議員の鶴保庸介議員や和歌山県の下宏副知事、元観光庁長官の田端浩様にご臨席いただきました。
熊野本宮大社の「熊野十二所権現」にあやかり、12湯の個性ある温泉がそれぞれ国内外から訪れる人を蘇らせ、元気にする温泉地であることを確認し、サミットではわかやま12湯を「よみがえりの温泉郷~温泉の聖地・わかやま」として宣言させていただきました。
この宣言をもとに「和歌山県にお越しになる観光客が元気になる、活力を得られる温泉の聖地」として認知されるよう、和歌山県で旅行業を営む組織として着地型観光に注力していこうと思います。
協力会の皆さまとは商談会や情報交換会を開き親ぼくを深めながら、1人でも多く送客することでより強固な関係を構築していく所存です。
会員、協力会の皆さまには協会のこういった取り組みをご理解いただき、変わらぬご支援をお願いいたします。
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