特集クローズアップ
“民の力”で迎えた市制100年・北海道小樽市(5) 「小樽ガラス」が紡ぐ歴史と未来−シンポジウム3
ホタテと融合しオリジナリティ −物語を含めて小樽ガラスとしたらいいのかもしれません。会場からも発言いただきましょう。 会場 小樽の防波堤をつくる時に小樽の火山灰を使ったそうです。ガラスの素材の中に、小樽の土地のものを入れると色が...
“民の力”で迎えた市制100年・北海道小樽市(4) 「小樽ガラス」が紡ぐ歴史と未来−シンポジウム2
−淺原先生は北前船の航路をたどるように、大阪から小樽に来られたんですね。 淺原 祖母が昔、同姓の浅原硝子が小樽にあるので訪ねたことがあったそうです。その話を母親から聞いていて、小樽に浅原硝子があるんや、1回会ってみたいなと思いを募らせ...
“民の力”で迎えた市制100年・北海道小樽市(3) 「小樽ガラス」が紡ぐ歴史と未来−シンポジウム1
小樽の代名詞でもある「小樽ガラス」についても市内の関係者20人が参加しミニシンポジウムを開催。ガラス造形作家でザ・グラス・スタジオ代表の淺原千代治さん、小樽商科大学グローカル戦略推進センター客員研究員の高野宏康さん、オーセントホテル小樽料飲...
“民の力”で迎えた市制100年・北海道小樽市(2) 迫俊哉市長に聞く−歴史と海と港でまちづくり
2030年新幹線開業見据え 量から質の観光へ転換図る −7月9日に「ぱしふぃっくびいなす」が寄港しますね。 迫 2年10カ月ぶりのクルーズ船の寄港で非常に期待しています。後志管内全体でクルーズ客を取り込み、特に余市町や仁木町は若...
“民の力”で迎えた市制100年・北海道小樽市(1) 迫俊哉市長に聞く−「北の商都」で日本遺産目指す
北海道を代表する観光都市の一つ小樽市。明治期の近代建築群、運河など著名な観光スポットが市内に点在する。市制100周年という節目の年を迎える今、「民の力で形成された小樽市のまちづくり」について迫(はざま)俊哉市長に話を聞いた。 民間主導...
修学旅行代替地が賑わう 「平和学習」で京都府舞鶴市と兵庫県加西市へ訪問
京都府舞鶴市や兵庫県加西市が修学旅行生で賑わっている。前者には引揚記念館、後者には鶉野飛行場跡地があり、いずれも「平和学習」がキーワードだ。 両市を修学旅行で訪れるのは近畿圏の小中学生。大阪府や奈良県などの小学校では多くが平和学習を修...
海の京都に移住した若者たち 伝統産業を次代に紡ぐ―コウジュササキ・佐々木貴昭さん(3)/短期連載シリーズ
ツーリズムと移住 4回にわたり海の京都エリアを舞台に出会った移住者を紹介してきた。 UNWTO(国連観光機関)ではツーリズムと移住(Tourism&Migration)は連続した行為と定義している。1年以内をトラベル&ツーリズム...
海の京都に移住した若者たち 伝統産業を次代に紡ぐ―コウジュササキ・佐々木貴昭さん(2)/短期連載シリーズ
来訪者と関わることに喜び 一方で、帰郷して地域や人を改めて知ろうと、近所付き合いを積極的にしている。会社が重要伝統的建造物群保存地区にあるため「ちりめん街道を守り育てる会」に入り、地域活性化の活動に加わった。地域での人脈を広げているこ...
海の京都に移住した若者たち 伝統産業を次代に紡ぐ―コウジュササキ・佐々木貴昭さん(1)/短期連載シリーズ
江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」。京都府北部は今も着物の生地の約6割を生産する国内最大の絹織物産地であり、和装文化を支えてきた。その300年の歴史と文化を継承、和装にとどまらず婦人向けのセーターなど洋装も製造するかたわら、「ちりめん...
奈良版ウェルネスツーリズム ロイヤルツーリスト・天川村で“水”を紡ぐ物語の旅(2)
「人と出会う醍醐味」 ツアー監修の橋本真季さん 橋本さんは言う。「水は漢方で『スイ』という重要な要素であり、生命の源です。ツアーでは、はじめに蟷螂の岩屋やかじかの滝、五大松鍾乳洞を見学いただき、龍泉寺さんでは水行や滝行を体験するなど天...