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"近さ"を実感-八景島シーパラに行く 首都高中央環状線の開通効果

トラベルニュースat本紙3月25日号に掲載した首都高速道路中央環状線。物流や通勤に大きな変化をもたらしたばかりか、観光分野への効果も少なくない。開通から8日後の3月15日の日曜日、首都高中央環状線を使って横浜市の八景島シーパラダイスに行き、効果を体感してきた。

開通以前だと下道を15分ばかり走り護国寺ICあたりから首都高に乗り、都心を経由して湾岸線で最寄りの幸浦ICまで。渋滞も多く、自宅からシーパラまでは1時間半から2時間見当の距離。

今回は自宅から5分ほどの西池袋ICを利用した。開通部起点の大橋JCTも渋滞なしで通過。開通部のトンネルはカーブやアップダウンが比較的多い。そうか山手通りの下を通しているからだと、途中で気づいた。

湾岸線と合流する大井ジャンクションに近づくと、ナビの軌跡は運河の上を行く。このナビは第二東名道にも対応できていない。トンネルを抜け一旦登って、右カーブで下りながら合流路に入るあたりで、左側に新幹線基地が見えた。上からだから何両、何編成ものいろいろな新幹線がたくさん見えた。何度も通っている湾岸線だけど、新幹線基地に気づいたことはなかった。ここはビューポイント。

この日は横浜マラソンがあり、朝から午後にかけて横浜市内の首都高も一部の通行が規制され、湾岸線からすぐに推奨う回ルートの羽田線に移った。羽田空港を通過したのが西池袋ICから20分ほど。これまでは羽田まで車で1時間見当だったのに、近い。横羽線の生麦IC経由で横浜横須賀道路の港南台ICで降りて下道でシーパラへ。

シーパラまでの近さをより実感できたのが帰り。夕方には規制が解除されるからと、シーパラでの滞在時間を延長し、島内でバーベキューの夕食。就寝目標時間21時の子連れレジャーで、シーパラを出たのが19時半ごろ。「今日は風呂なしですぐ寝よう」の車内の話が、幸浦ICから自宅まで1時間かからなかった。風呂に入れた。

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