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銘菓とコラボで新名物開発 安来市特産イチゴをブランド化/島根

島根県安来市に新しい土産「どじょう掬いまんじゅう(いちご)」が誕生した。安来の特産イチゴと、山陰を代表する銘菓がコラボ。いいイチゴの日の11月15日から、市内の道の駅や観光施設などで販売されている。

新商品は、安来産イチゴのブランド化に取り組む「やすぎいちご女子会」と、江戸期に創業した島根県内随一の老舗「中浦食品」が6月から共同で開発を進めた。安来節・どじょう掬い踊りのひょっとこ型をしたまんじゅうの中に、安来産のイチゴ紅ほっぺを使用したジャムと餡が入っている。イチゴの風味が口の中に広がる上品な味わいに仕立てた。

どじょう掬いまんじゅういちご

店頭に並ぶ新商品

11月12日には、縁結びゆかりの八重垣神社に奉納。女子会や中浦食品の関係者が、どじょう掬いとイチゴが一緒になった縁結びのお礼と新商品のヒットを祈願した。

新商品開発をけん引した中浦食品の鷦鷯侑さんは「どじょう掬いまんじゅうを売り出して今年で48年。外見は安来のイメージがあったものの、ようやく地元との縁が深まりました。ご当地スイーツとして長く愛されるお土産になれば」。

どじょう掬いまんじゅういちご

女子会メンバーらが
ヒット祈願

1パック4個入りで300円。安来市内のほか山陰の主要土産店約30店で販売している。安来節演芸館では2日間で300パック売れたという。

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