大阪一のランチ、グランプリは泉州「しらす丼」 大阪集客塾が企画
OL、サラリーマンが一押しのランチを挙げ、大阪一のランチを決めるイベントがこのほど行われた。異業種交流で大阪の元気づくりに取り組む大阪集客塾(平田進也塾長=日本旅行)の主催。第1回グランプリは、大阪府岸和田市の泉州海鮮きんちゃく家の「しらす丼」が受賞した。
「大阪サラめしグランプリ」と銘打ったイベントは、OLやサラリーマンにとって楽しみの昼食をクローズアップし、食の都・大阪においては重要な集客コンテンツと認識した同塾が企画。塾生が普段食べているお昼ごはんの中でも、特にお勧めの逸品を挙げてもらい、大阪の活性化を興すコトづくりにつなげるねらいで取り組んだ。
実際にランチを集めることは難しいので、塾生が事前にお勧めランチの写真や概要を提出。大阪市北区のぐるなび大学に約50人が集まり、応募があった自慢の39ランチをプレゼンした。
第一次審査は、ブログ「Mのランチ」で知られるM三郎さん、大食いタレントのたまちゃん、ぐるなび大阪営業所の宇田川洋平所長、平田塾長らで「写真の技術やコメントが重要」というちょっと変わった審査の結果、10ランチに絞り込んだ。
そこからさらに「美味そう」「コストパフォーマンスがいい」「身体に優しそう」などの観点から、塾生全員で決めた。
グランプリの「しらす丼」は、地元漁協が設立した運営会社が漁港の目前に今年オープンしたばかりの店で提供されている。水揚げ直後の生シラス丼を目当てに大勢の人で賑わう。審査員や塾生からも「わざわざ岸和田へ行って食べる価値がある」と言わしめた。
2位はボタニカレー(大阪市中央区)、3位はやまや梅田店(大阪市北区)のランチだった。
大阪集客塾ではグランプリを恒例化したいとしている。