日英を「書」で結ぶ 小野勝香さんが書作50周年
書家の小野勝香(しょうこ)さんの書作活動50周年と日英・書の交流25周年を記念した祝賀会が1月21日、大阪市中央区のホテル日航大阪で開かれた。日本とイギリス両国で活躍する小野さんを祝おうと多くの人が詰めかけた。
小野さんは、大阪外国語大学(現・大阪大学)で英国人留学生に書を教えていたことがきっかけで、イギリスでも高校生や大学生に書を教えている。2003年にはロンドンの日本大使館で作品展を開催。当時イラクで殺害された外交官の遺志を汲み、世界に平和を運ぶ願いを込めて「翼」の一字を展示した。イギリス滞在時には、当時の浩宮皇太子と交流する機会もあった。
8年ほど前からは関西を拠点に活動。大手寿司チェーン大起水産の16店舗には小野さんの作品が飾られている。
祝賀会には、大起水産の佐伯保信会長が出席し「小野先生の書を店舗に飾らせていただき、店の格が上がったと実感している」などと祝辞を述べていた。
小野さんは「皆様のおかげで50周年を迎えることができました。今後も日英の架け橋を努めたい」などと話していた。
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