調査16年目にして草津(群馬)が初の1位に じゃらんリサーチセンター「人気温泉地ランキング」
リクルート・じゃらんリサーチセンター(沢登次彦センター長)はこのほど、毎年恒例の「人気温泉地ランキング」の2022年版の投票結果を発表した。旅行者が「もう一度行ってみたい」と感じる人気温泉地は草津(群馬)が調査開始16年目にして初の1位に。これまで15連覇だった箱根(神奈川)は僅差の2位となった。
続く3位登別(北海道)、4位道後(愛媛)、5位別府(大分)は前年から変わらず。6位に有馬(兵庫)が前年7位から順位を上げ、7位黒川(熊本)、8位熱海(静岡)、9位由布院(大分)、10位に下呂(岐阜)が続く。50位まででは、35位の湯河原(神奈川)、19位の伊香保温泉(群馬)、16位の蔵王温泉(山形)の上昇が目立つ。
また、世代別に見ると20、30代が箱根、40―60代は草津を1位に推した。熱海と黒川が30代のトップ5に新たに加わった。
一度は行ってみたい「全国あこがれ温泉地ランキング」は乳頭(秋田)が3年連続で1位。2位草津、3位由布院と続くが4位銀山(山形)と5位道後が前年と順位が入れ替わった。10位別府前年から2つ順位を上げベスト10入り。そのほか48位の大歩危・祖谷周辺(徳島)、42位ウトロ(北海道)、33位嬉野(佐賀)などが上昇した。
満足度ランキングは総合温泉地部門で霧島(鹿児島)が満足者の割合95・7%でトップを奪取。2位は白骨(長野)、3位は八幡平(岩手)が入った。訪問者100人未満の秘湯部門は1位小田・田の原・満願寺(熊本)、2位久住(大分)、3位十勝岳(北海道)がランクインした。
調査は宿泊予約サイト「じゃらんnet」の利用者を対象に8月に行い、全国327温泉地から選択。回答数は1万3961人。
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