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テーマパーク、温泉人気目立つ じゃらん・人気観光地満足度ランキング2023

リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は6月26日、2022年に宿泊旅行で訪れたことがある「もう一度行きたい観光地」についてのアンケートをもとに、「人気観光地満足度ランキング2023」を発表した。東北、関東、東海、関西・北陸、中国・四国、九州・山口の6エリアごとにまとめ、関東は舞浜・浦安(千葉県)、関西・北陸はユニバーサルシティ(大阪府)といったテーマパークが1位になり、全体的には温泉地の人気が目立った。

東北は1位秋保(宮城県)。2位以降は津軽西海岸(青森県)、花巻(岩手県)、山形蔵王(山形県)、裏磐梯(福島県)の順だった。首位以外は昨年と大きく変動し、大自然に人気が集まった。

関東は舞浜・浦安に続き、箱根(神奈川県)、草津(群馬県)、軽井沢(長野県)、那須(栃木県)と定番の温泉地、保養地が例年同様上位を占めた。10位みなかみ(群馬県)や11位秩父(埼玉県)が大きく数字を伸ばした。

東海は1位下呂温泉(岐阜県)、2位金沢・湯涌(石川県)。伊勢・二見(三重県)、阿智・昼神・下伊那(長野県)、熱海(静岡県)と続き、近場と遠方が混在する結果に。

関西・北陸はユニバーサルシティに続き、2位には白浜温泉(和歌山県)。3位以降は下呂温泉、伊勢・二見、金沢・湯涌と東海エリアの上位観光地が占めた。6位淡路島(兵庫県)、7位有馬温泉(同)、8位加賀温泉郷(石川県)など温泉をはじめ癒しを感じられるスポットが人気のようだ。

中国・四国は1位道後温泉(愛媛県)、2位出雲大社周辺(島根県)、3位宮島・廿日市(広島県)と伝統の人気観光地が上位に。9位福山・尾道(広島県)や11位倉敷(岡山県)など施設のオープンをはじめ話題が豊富だった地が順位を上げた。

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中国・四国1位の道後温泉の本館

九州・山口はハウステンボス(長崎県)が1位でテーマパークの強さを示した。由布院温泉(大分県)、別府温泉(同)、嬉野温泉(佐賀県)、指宿温泉(鹿児島県)と温泉地が上位を占めたのも地域性を示している。

なお、「今後行ってみたい観光地ランキング」の1位は、東北が秋保、関東が草津、東海が熱海、関西・北陸が金沢・湯涌、中国・四国が道後温泉、九州・山口がハウステンボスだった。

アンケートは1月にインターネットで実施。東北から九州在住の20―69歳の男女約6200人が回答した。

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