全国的に温泉地強し!城崎や奥飛騨など急上昇 じゃらん・人気観光地満足度ランキング2024
リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は6月19日、2023年に宿泊旅行で訪れたことがある「もう一度行きたい観光地」についてのアンケートをもとに、「人気観光地満足度ランキング2024」を発表した。旅行者の居住地別に東北、関東、東海、関西・北陸、中国・四国、九州・山口の6エリアごとにまとめ、関東の1位は舞浜・浦安(千葉県)だったが、関西・北陸は城崎温泉(兵庫県)がトップを奪取。各地で温泉地が上位に入った。
東北は1位鳴子(宮城県)。2位以降は秋保(宮城県)、鶴岡・湯野浜・あつみ(山形県)、雫石・つなぎ・鶯宿(岩手県)、仙台(宮城県)の順だった。鳴子が首位になるなど昨年と大きく変動した。
関東は舞浜・浦安に続き、草津(群馬県)、熱海(静岡県)、箱根(神奈川県)、那須(栃木県)と順位はやや変動したものの定番の温泉地、保養地が例年同様上位を占めた。9位下田・白浜(静岡県)や10位長野・飯綱・戸隠(長野県)が大きく数字を伸ばした。
東海は奥飛騨温泉郷(岐阜県)が2位下呂温泉(岐阜県)を抜いて1位に。飛騨高山(岐阜県)、伊勢・二見(三重県)、金沢・湯桶(石川県)と続いた。6位浜松・浜名湖・舘山寺温泉(静岡県)、8位蒲郡温泉郷(愛知県)が急上昇。
関西・北陸は昨年10位から一気に飛躍した城崎温泉に続き、2位には白浜温泉(和歌山県)とここでも温泉が強い。北陸新幹線延伸で話題の金沢・湯涌、昨年1位のユニバーサルシティ(大阪府)、淡路島(兵庫県)が続く。6位京都市(京都府)や7位伊勢・二見といった定番も上位に。
中国・四国は1位は角島周辺(山口県)が大幅ジャンプアップ。2位は小豆島(香川県)などロケーションのよさが上位人気につながっているようだ。同じく2位に三朝(鳥取県)、4位道後温泉(愛媛県)、5位蒜山高原(岡山県)。
九州・山口は別府(大分県)が1位を最奪取。ハウステンボス(長崎県)が2位だが、黒川温泉(熊本県)、由布院温泉(大分県)と続き、やはり温泉地が上位に。5位は南阿蘇(熊本県)。
なお、「今後行ってみたい観光地ランキング」の1位は、東北が秋保、関東が草津、東海が熱海、関西・北陸が城崎温泉、中国・四国が道後温泉、九州・山口がハウステンボスだった。
アンケートは1月にインターネットで実施。東北から九州在住の20―69歳の男女約6200人が回答した。
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