新しいことに挑戦　石橋利栄さん（全旅連女性経営者の会第４代会長）（2）

―今年度の活動テーマは「新しいことに挑戦」ということですね。

互いに切磋琢磨　「そばに置いておきたい冊子」作成へ

いろいろな新しいことに挑戦するＪＫＫでありたいと思っています。ひとつは冊子委員会を立ち上げて、２年後には「宿泊業の女性経営者がそばに置いておきたい冊子」を発行します。

中身の検討はまだこれからですが、堅苦しい冊子ではなく、それぞれの会員が等身大の自分を表現できるようなものになればと考えています。また、今まで積み重ねてきた研修内容を精査して情報発信のツールとします。それにより活動内容もよくご理解していただけると思います。

日ごろ、なかなか活動に参加できない人であっても、冊子であれば執筆することが参加になると思うので、１人でも多くの会員に協力してほしいと思います。

―現在46会員ですね。会員を増やすといった点では、どのようなお考えですか。

会員が多ければいいとは思ってはいませんが、活動をし続けるには一定の会員数が必要ですので、これからも入会は呼びかけていきます。女性経営者としてすでに活躍されている方にも入会していただきたいとは思います。しかし、それ以上になかなか宿の経営がわからない、同じ立場の女性がどのように経営されているのか、社員が働きやすい環境をつくるにはどうしたらいいのか、といったことを学ぼうとする人は大歓迎です。

ですが女性は、仕事の他にも子育てや介護といった忙しい環境にある方が多く、日常の生活から踏み出すのも勇気がいることです。そのため、普段はメールでの情報交換も頻繁に行ったりしています。

互いを切磋琢磨しあいながら、スキルアップができる仲間を増やしていきたいと思います。

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