職人の心を伝えて-東大阪市(2) 大阪全域をサポートし修旅に体験提案【地旅特集】
ホテルセイリュウを経営する石切ゆめ倶楽部(本社・大阪府東大阪市)は昨年6月、JTB西日本や中小製造業50社と一般社団法人「大阪モノづくり観光推進協会」を設立した。
大阪モノづくり観光推進協会が取り組み拡大
前身の「東大阪モノづくり観光活性化プロジェクト協議会」は4月末で解散し、これまでの事業は新設した社団法人がすべて引き継ぎ、会長兼代表理事には同倶楽部の土方啓詔社長が就任している。
新法人では観光資源として捉えるモノづくり企業の工場や経営者を従来の東大阪市域から大阪府全域に拡大。修学旅行の生徒らに地元企業や施設とを結び工場や技術の見学体験ができるプログラムを構築し「思い出」づくりをサポートする。
旅行者の受入数は増加傾向で、2011年度は過去最高の5600人となり、勢いづいている。
→職人の心を伝えて-東大阪市(1) 「ものづくり観光」コーディネートに戻る
【関連情報】
【地旅特集】
- "ゴールデンイヤー"に飛躍-和歌山県 記念年ラッシュで誘客強化
- 地旅博で観光活性化に道筋-山口県(1) 体制向上やツアー増加
- 地旅博で観光活性化に道筋-山口県(2) 岩国錦帯橋空港が開港
- 職人の心を伝えて-東大阪市(1) 「ものづくり観光」コーディネート
- 職人の心を伝えて-東大阪市(2) 大阪全域をサポートし修旅に体験提案