楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

近畿日本ツーリスト・宿泊需要を創造 e宿7月スタート(2)

すでに、クラブツーリズムのサイトには「ホテル旅館」のタブを設け、閲覧者を宿泊予約に誘導している。近ツー本体のサイトとも連動し、各宿泊施設のページビュー(PV)を一体化させる。そのため、旅館ホテルのページではe宿とともに、募集型企画旅行のメイト商品、手配旅行のEクーポンなど多様な宿泊商品を施設単位で一元的に掲出。閲覧者が比較選択、予約しやすいように表示している。

旅館ホテル参画募る

年内には8―20人程度のグループ、小規模団体向けのサービスも始める。法人の部署単位の旅行や同窓会などの宿泊需要を取り込むねらいで「団体小グループリクエスト機能」としてe宿に付加。ネット画面上の部屋数不足などで取り逃していたケースを防ぎ、宿泊施設の空室状況と客の予算額をマッチングさせることで宿泊需要を増やす。

「コンピュータのイエスかノーだけではない、旅行会社として何ができるのか。ファジーな検索などお客様の希望に応えることが我々の役目であり、宿泊施設からも求められていることです。それに応えていきたい」と、酒井さん。

また「後発組ですがゼロからのスタートではありません。これまでも平均単価2万3千円のネット販売実績があります。リアルエージェントであることを武器に、新たなOTAとして活動していきます」と意気込んでいる。

e宿は24時間365日、客室在庫や料金の変更が可能だ。年会費、契約費用は無料で、システム利用料は8%。

問い合わせは、近ツー個人旅行e宿泊事業部 電話03―6733―5110まで。

近畿日本ツーリスト・宿泊需要を創造 e宿7月スタート(1)に戻る

1 | 2

購読申し込み
地旅
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ