大阪・万博公園にEXPOシティ誕生 体験充実、日本最大級の集客スポットに(1)
大阪府吹田市の万博記念公園のエキスポランド跡地に11月19日、大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」がオープンした。遊ぶ、学ぶ、見つけるをコンセプトに体験型の施設が充実。初年度来場者数1700万人、売上目標600億円を掲げる日本最大級の集客スポットだ。
遊ぶ、学ぶ、見つける
16日の内覧会で明らかにされたEXPOシティ最大の武器は、教育とエンターテインメントが融合した8つの「エデュテイメント」施設。
「ニフレル」は、海遊館がプロデュースした生き物ミュージアム。ワオキツネザルが来館者の間を動き回り、館内にアナホリフクロウらが自由に飛び交う。ホワイトタイガーやイリエワニをはじめ魚や哺乳類など150種2万点の生き物の生態や特徴がわかりやすく身近な存在として展示されている。キュレーターという飼育スタッフが解説もし、名前の由来どおり来館者の感性にふれる仕掛けだ。
「オオサカ・イングリッシュ・ビレッジ」は、レストランや航空座席のほかタイムズスクエアなどを再現し、多様なシチュエーションから英語の表現に触れ学ぶ施設。そのほかにも、ポケモンをテーマにした体験型施設が備わっている(一部は来年春オープン)。
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