海の京都に移住した若者たち 伝統産業を次代に紡ぐ―コウジュササキ・佐々木貴昭さん(3)/短期連載シリーズ
ツーリズムと移住
4回にわたり海の京都エリアを舞台に出会った移住者を紹介してきた。
UNWTO(国連観光機関)ではツーリズムと移住(Tourism&Migration)は連続した行為と定義している。1年以内をトラベル&ツーリズムとし、1年以上を移住としている。つまり、物見遊山は旅行であり、出かけて元に戻ることを言う。人口減少で経済活動がどんどん縮小していく地方は、移住者が持ち帰ったり持ち込んだ異文化を採り入れて生き残っていく。
旅行会社は顧客の変わりゆくニーズを捉えて観光を幅広く扱い、宿泊施設や飲食業は地域や人々をつなぐ情報拠点に変身する。そんな姿を描けないかと考えながらこの短期連載を終えたい。
日本では、田舎には英語人材がいないだけでなく、いろんな人材がいないので何もできないと言う。すそ野の広い観光産業は田舎に集まる多彩な人材と一緒に、訪問者とともに紡ぎ、地域の歴史や文化を後世に残していけばよいと考えている。
劔菱英明
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