大阪・関西万博まで2年弱(2) 万博テーマに沿った催事
大阪・関西万博催事検討会議(池坊専好=華道家元池坊次期家元、大崎洋=吉本興業ホールディングス前会長=共同座長)の第1回会議が6月28日に行われた。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にふさわしい催事企画を検討するため設置したもので、催事の編成方針や催事案について固めていく。
会議は、開閉会式から参加型の催事まで広範囲を検討対象とする。編成方針、一般催事の審査基準の枠組みを検討。催事選定の基準作りも行う。参加型催事は今年8、9月に募集する予定だ。
記者会見で、池坊共同座長は「スピード感を持って取り組む。地球規模の課題を克服する一助になるような催事にしたい」。大崎共同座長は「プレイベントも含めて検討し大阪・関西から社会課題を楽しく解決すよう発信していきたい」などと話した。
会議の委員は次の各氏。金井文幸(日本音楽制作者連盟専務理事)▽迫本淳一(松竹会長)▽コシノジュンコ(デザイナー)▽角和夫(阪急阪神ホールディングス会長 グループCEO)▽長井延裕(コンサートプロモーターズ協会常務理事)▽中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
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