大阪・関西万博まで2年弱(2) 万博テーマに沿った催事
大阪・関西万博催事検討会議(池坊専好=華道家元池坊次期家元、大崎洋=吉本興業ホールディングス前会長=共同座長)の第1回会議が6月28日に行われた。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にふさわしい催事企画を検討するため設置したもので、催事の編成方針や催事案について固めていく。
会議は、開閉会式から参加型の催事まで広範囲を検討対象とする。編成方針、一般催事の審査基準の枠組みを検討。催事選定の基準作りも行う。参加型催事は今年8、9月に募集する予定だ。
記者会見で、池坊共同座長は「スピード感を持って取り組む。地球規模の課題を克服する一助になるような催事にしたい」。大崎共同座長は「プレイベントも含めて検討し大阪・関西から社会課題を楽しく解決すよう発信していきたい」などと話した。
会議の委員は次の各氏。金井文幸(日本音楽制作者連盟専務理事)▽迫本淳一(松竹会長)▽コシノジュンコ(デザイナー)▽角和夫(阪急阪神ホールディングス会長 グループCEO)▽長井延裕(コンサートプロモーターズ協会常務理事)▽中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)

大阪・関西万博催事検討会議
(次の記事)大阪・関西万博まで2年弱(3) チケット券種と価格が発表
(前の記事)大阪・関西万博まで2年弱(1) オールジャパンで機運醸成
- 誰もが旅を楽しめる兵庫県(4) ひょうごユニバーサルな観光地(25/03/31)
- 誰もが旅を楽しめる兵庫県(3) ひょうごユニバーサルなお宿(25/03/31)
- 誰もが旅を楽しめる兵庫県(2) UTコンシェルジュを育成(25/03/31)
- 誰もが旅を楽しめる兵庫県(1) 全国初「ユニバーサルツーリズム推進条例」(25/03/31)
- 地方誘客とコンテンツの販売を推進 地域観光魅力向上事業特別対談(2) 販路を明確に、持続的な観光を実現(25/03/14)
- 地方誘客とコンテンツの販売を推進 地域観光魅力向上事業特別対談(1) 観光庁・豊重コンテンツ開発推進室長×跡見女子大・篠原准教授(25/03/14)
- 「どっぷり高知旅」―四万十に浸る時間(3) 四万十市観光協会が目指す組織像(25/01/31)