08年4月10日号 京都かめおか特集
明智光秀を大河ドラマに
|
京都・洛西の嵐山から保津川峡谷を経てJRで約10分、日本史上の大きな節目に登場してきた亀岡市の田園風景が広がる。鎌倉幕府を倒幕した足利尊氏が挙兵したのも、戦国武将の明智光秀が「敵は本能寺にあり」と言って織田信長を討つため手勢を一躍京へ率いたのも、ここ亀岡だった。亀岡市では今、その光秀に焦点を当てた観光戦略を描く。今年5月には「光秀サミット」を開き、秋には明治大学で「戦国浪漫学―光秀と亀岡」(仮題)の開講も予定する。目指すは、謀反人のイメージを覆す「明智光秀」の大河ドラマ化だ。