1面記事本紙から
四字熟語で2025年の観光を占う(3) 滞器万勢・枝葉待節
「節」目の年を「満」たす 【滞器万勢】 井門さんが「ウクライナ戦争では命が犠牲にされている。独裁者により若い命を失うことこそ人口減少時代における人類最大の危機だが、新しい命が生まれない日本も同類項」と指摘するほど人口減少は深刻だ。 ...
四字熟語で2025年の観光を占う(2) 微人博命・円満久足
「滞」在を促す「勢」いで 【微人博命】 大阪・関西万博が4月13日に開幕する。10月13日まで184日間の会期中、約2820万人の来場者数(うち海外来場者数約350万人)が見込まれ、観光業界にとって今年最大のトピックであることは間違い...
四字熟語で2025年の観光を占う(1) 6氏が選んだ“観字”から
日本漢字能力検定協会が選んだ2024年の漢字は「金」。パリ五輪・パラリンピックで金メダルラッシュにわいたことや佐渡島の金山が世界遺産に登録されたこと、一方で政治の裏金問題などの世相を反映したという。来る25年の観光業界について、本紙コラムニ...
“脱皮”へ雌伏の年 紙面から選ぶ2024年観光番付(3) 新旧入り混じり旅の創造
変わるリーダー像 A 前半でしゃべり過ぎた。小結の業界団体トップ交代とは? C 全国旅行業協会の二階会長が総会で突然辞意表明したことには驚いた。 D うち以外まったくニュースになっていないけどね(笑)。日本旅館協会の会長に...
“脱皮”へ雌伏の年 紙面から選ぶ2024年観光番付(2) 日本固有の文化を世界発信
温泉文化を世界へ 万博に期待も A 東の大関は7月にユネスコの世界文化遺産に登録された佐渡島の金山としたい。文化遺産と自然遺産あわせて日本では26件目になる。佐渡観光の活性化につながればと期待したいね。 B 世界遺産で言えば今月...
“脱皮”へ雌伏の年 紙面から選ぶ2024年観光番付(1) 正月早々に観光業界“激震”
今年の総会で辞意を表明した全国旅行業協会の二階俊博会長が「観光は平和産業」と口酸っぱく話しているが、2024年も平和、平穏のありがたさを実感した年になった。パンデミックからようやく脱却したと感じだした途端、地震に豪雨。人手不足に加えて物価高...
地方創生に向けた人材育成 日本交通公社、旅行動向シンポジウム開催(2) DMOに求められるのは経営人材
官民協働で観光地マスタープランを DMOの人材については、米国DMOの執行役員は役所からの出向者・出身者がゼロで、ホテル経営出身者が多いことから「経営人材が必要だ」と強調。世界で経営職階を目指すに必要な知識として財務(ファイナンス)、...
地方創生に向けた人材育成 日本交通公社、旅行動向シンポジウム開催(1) 観光地経営の財源確保
日本交通公社(JTBF)は10月31日と11月1日、「第34回旅行動向シンポジウム」を東京・青山の日本交通公社ビルで開いた。海外研究者である米国フロリダ州・セントラルフロリダ大学ローゼン・ホスピタリティ経営学部テニュア付の原忠之准教授が「イ...
万博へ着々 パビリオン内覧始まる
大阪・関西万博開幕まであと5カ月あまり。一部パビリオンが内覧会を実施するなど準備が進む。2025年日本国際博覧会協会は11月にJATA会員の旅行会社を対象に会場視察と説明会を実施。団体の嗜好に合わせてパビリオン予約ができること、貸切バスの乗...
地産地消へ本気な目標 滋賀県旅館組合が“KPI”(2) 県挙げての食のもてなし実現
地元産品を宿泊施設が積極的に使うモデルに これを受け生産者側の代表は「滋賀県には近江米、近江牛のほか、近江の茶や野菜、琵琶湖の魚もあります。たくさんいいものがありながら、全国的知られていないものが多い」「本日を好機と捉え、滋賀県の素晴...