09年6月25日号 あいち特集
2010年は名古屋開府400年
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関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は天下統一に向け、名古屋に目をつける。それまで尾張の中心だった清須は、土地が低く木曽川の氾濫や水攻めの恐れがあった。そこで1610年(慶長15年)、濃尾平野の要衝で陸海の利便性が高い名古屋に城を築き、清須越えと言われる町ぐるみの移転を決断した。以来、名古屋は尾張の中心として栄え、今や日本を代表する大都市となった。それからちょうど400年後の2010年、名古屋市全域で「名古屋開府400年祭」が開催される。「夢、つなごう」をコンセプトに、1年間を通じて様々な記念事業が予定されている。