14年5月25日号 佐賀唐津特集
泊まって味わう佐賀唐津の流儀 |
いにしえからの唐(大陸)との交流をものがたる名を持つ唐津。戦国期には天下人・秀吉の朝鮮出兵への足がかりになり、近代では日本で最初の石炭輸出港でもあった。そうした歴史に根づいた風土は、唐津くんちや唐津焼をはじめ独特な文化を育んだ。古くから交流、交易が盛んだったため人々も開放的でよそ者を迎える眼差しも温かい。そんなまちを楽しむには泊まって、じっくりと過ごすほうがいい。特産のイカのように噛めば噛むほど味わい深くなっていくのが唐津流の旅―。