23年7月25日号 兵庫県宍粟特集
豊潤な自然・歴史文化に恵まれた兵庫宍粟へ
兵庫県中西部に位置する宍粟(しそう)市。2019年に実施された「第4回全国難読市ランキング」で全国第3位、西日本第1位という"輝かしい"実績を持つ。滋賀県・琵琶湖とほぼ同じ面積を有し、その90%を森林が占める中山間地域であり、1960年代までは木材伐採や炭焼きなど林業で栄えた。近年、兵庫県内で初めて「森林セラピー基地」として認定され、セラピーロードを設けて森林を活かしたまちづくりに取り組んでいる。かつて森林鉄道が走っていた「赤西(あかさい)渓谷」は、青森県十和田市の奥入瀬渓流に似ていることから「関西の奥入瀬渓流」と呼ばれ、多くの旅行者が訪れている。森林が育んだ水資源も豊富で、日本酒発祥の地でもあり発酵文化も地域の魅力形成の一端を担う。豊潤な自然、歴史、文化に恵まれた宍粟市の魅力をお伝えしよう。
- 関西の奥入瀬「赤西渓谷」 渓谷沿い森林鉄道跡を歩く
- 市民が誇りを持ち、迎える観光 福元晶三・宍粟市長に聞く
- 「森林王国」の魅力体感 兵庫DC・宍粟のプログラム
- 3つのロードで体験―兵庫県初の基地認定 宍粟市の森林セラピー
- 江戸時代の城下町広がる 宍粟の玄関口・山崎エリア
- 季節ごとに顔かわる大自然の魅力の宝庫 宍粟市の四季
- 千種エリアはアウトドアの集積地 たたら製鉄の歴史も
- 市内の名峰「宍粟50名山」へ登る
- 宍粟は「日本酒発祥の地」 発酵のふるさとプロジェクト展開
- 「水」が宍粟の旅を豊かに 氷河地形が残り滝や名水も
- 宍粟振興に注力する人たち 鉄道の復活や棚田活用―魅力発信し来訪を促す
- 巨樹・巨木が市内に点在 “森林王国宍粟”のシンボル的存在
- 宍粟市内に2つの「つなぐ棚田遺産」
- 山崎・酒蔵通りに古民家再生の宿
- 酒樽サウナ「mu―su」 宍粟産ヒノキのサウナ室
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