立寄りに750万人
ハイウエイオアシスとは高速道路だけでなく一般道からも利用できるレジャーエリアで、全国に点在している。先日、伊勢湾岸自動車道の豊明インターと豊田南インターの間にある「刈谷ハイウエイオアシス」に立ち寄った。知人がこの近くに住んでいて、訪れるのは今回で2回目になる。一緒に行った家人が「今回もぜひ立ち寄りたい」とのことで行ったのだが、前回同様、賑わいぶりには驚かされた。調べてみると2008年度の入場者は750万人。大阪のUSJが864万人(2007年)なので、その多さがわかる。
エリア内には目印の観覧車やホテルシェフが担当する食事施設、うどんやラーメンの専門店が入り、天然温泉施設もある。メリーゴーランドやゴーカートにも100円で乗れる。デラックストイレの女性用はソファーセットやカーペットが敷かれ、1億2000万円をかけてつくられたものだ。さらに地元スーパーより安くて新鮮な産直市場も備えている。この産直市場で買った魚を知人宅へ土産に持っていくと「ここの魚や野菜は地元でも評判」だということで、思った以上に喜ばれた。
こういった施設とドライブインは消費者に比較されるわけだが、何よりも忘れてはならないのは、ハイウエイオアシスが地元に愛され支持されているということだ。
(トラベルニュースat 10年4月25日号)