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自粛の自粛で元気を

11/03/30

このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された皆さま、ご家族、関係の方々に心よりお見舞い申しあげます。

大地震が起こった際に東北旅行に出かけておられた旅行客は5500人で、そのうち900人の安否が未だわからないということだが(3月20日現在)、1日でも早く安否が確認されることを祈るのみである。

大地震以降、開かれる予定だった各種会合やイベントの中止が相次いでいる。行方のわからない方がまだ多く、悲しみに暮れておられる方々のことを考えると自粛を、という対応はわからなくはないが、自粛ばかりでいいのだろうか。どうしても集まることのできない会合やイベントであれば仕方がない。しかしそうでなければ、中止にせず義援金を募ったり、応援のメッセージをまとめたりしたらどうだろう。特に西日本ではそうすべきではないか。

今回の地震以降、そういった会合やイベントの中止を伝える連絡が毎日おびただしいほどファクスで送られてくる。中には中止にした方がいいと思うものもあるが、これはあきらかにやりすぎと思うものも少なくない。

なかには震災を支援する名目に義援金を募る内容の会合にしてもいいのではないか。関西から東北、関東に元気を送りたい。

(トラベルニュースat 11年3月25日号)

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