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駐日大使館員を誘致

11/06/28

栃木県の鬼怒川・川治温泉観光協会による、欧米やアジア、アフリカの在京の大使や大使館員の家族を対象にした、6月25―26日の「駐日大使館員 日光・鬼怒川温泉ツアー」。

このツアーは在京の各国大使館職員に震災の被害もなく、これまでと変わらず安全で元気な日光・鬼怒川地区を見てもらい、外国人客にPRしようというものだ。6月13日の時点で世界20カ国60人が参加を予定。

同協会インバウンド誘致委員長の波木恵美さんは「震災の被害はまったくないのですが、風評被害で観光客は激減しています。外国人のお客様も途絶えてしまいました。在京の大使や大使館のご家族に新緑の美しい日光・鬼怒川を見ていただくと、いかに安全できれいな景色があるところだとご理解いただけます」と話す。

お客が来るのを待っていても埒(らち)が明かない。それなら自ら打って出て状況を打開しよう、安全であることをアピールしようというのが、今回のツアーの目的だ。ツアーに参加した大使や大使館員の家族が日光・鬼怒川、そして栃木県全体がいかに安全ですばらしい景観を持っているところなのか、1人でも多くのメディアや知人等に伝えてほしいと思う。

(トラベルニュースat 11年6月25日号)

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