一変した旅館の対応
3月13日からマスク着用が個人の判断に委ねられ、5月8日には新型コロナの分類が「5類」に移行されるとあって、観光の動きが本格化してきた。大阪・道頓堀や京都市内には外国人の姿が多く見られるようになり、旅行会社が得意とする団体旅行も動き出しつつある。ようやく旅行業界復活が具現しそうだ。
ところが、コロナ禍の3年間で個人型にシフトした旅館が増え、従業員不足も重なり状況が一変。コロナ後の認識を新たにしないと、思わぬトラブルが起こるケースも散見されるようになってきた。
大型旅館でありながら30人までの団体しか受けることができない、休前日は団体客を取らない、送客手数料は支払わない…などなど。先日、同行したツアーでは、旅館の夕食時に、お品書きに書かれている料理が出ないので接客係に問うと「それはお出ししないことになっています」と当然のように語り、その場にいた旅行会社社員は「出さない料理を品書きに書くなんてどうなっているんだ」と怒っていた。あとで旅館側に聞くと「団体の対応に手が回らなくて」とこぼしていた。
これから旅行会社は「以前とは違う」ということを念頭におき、これまで以上に旅館との確認事項を徹底し、自身の顧客は自身で守るといった気概が必要だと言えそうだ。
(トラベルニュースat 23年4月10日号)
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