発刊1000号を機に
2025年2月10日号で本紙は1000号を迎えました。読者の皆様、弊社とご縁のある方々のご支援の賜物と感謝申しあげます。
1970年3月に創刊した本紙は、前年の69年に日本で初めて本格的なタブロイド版の夕刊紙として発行された「夕刊フジ」を意識し、タブロイド版の観光業界専門紙として誕生しました。タブロイドの語源は濃縮薬という意味があることから、観光業界の人や地域にスポットを当て、業界が元気になる、明るくなる薬のような役割を果たす新聞として、取材活動を行ってきました。
一般紙はブランケット版と言われる大きさで、本紙はその半分しかありません。その分持ち歩きやすく読むのには手ごろです。情報量は少なくはなりますが、タブロイドには「要約し、圧縮した」という意味もあります。
「オレンジ色のニクい奴」がキャッチフレーズだった夕刊フジは残念ながら今年1月末で休刊となりました。ただ「人を描く、人間くさい新聞」という夕刊フジのコンセプトは我々もこだわっていきたいと思っています。1000号発刊をもう一つの原点とし、人と関わり観光業界の「今」を要約し、圧縮してお伝えしていきたいと存じております。これからもご支援のほど、よろしくお願いいたします。
(トラベルニュースat 25年2月10日号)
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