社説本紙から


バス運転手は観光立国の担い手
一年でもっとも観光客が動く10―11月の観光シーズンに入った。中小旅行会社が得意とする団体やグループもようやく旅行に出かけるようになって喜ばしい限りだ。ところがである。この期間のバスの運転手が足りず、旅行会社はツアーを催行できない窮地に陥っ...

ないものはないの意味
ないものはない―。ある離島の町が地域を活性化するキャッチフレーズに使っているのでご存じの方も多いと思う。先日会った別の町の首長が「この言葉をどう捉えるかどうかで、これからの地域のあり方は大きく変わってきます」と言っておられたことが印象的で、...



ローカル電車で地域振興
兵庫県南部の播州エリアにはかつて旧播州鉄道の加古川線、三木線、鍛冶屋線、高砂線、北条線の5路線が走っていた。旧国鉄に移管されるなどして存続していたが、すでに多くが廃止。北条線は第3セクター鉄道「北条鉄道」として残る。 兵庫県加西市と小...

「1/fゆらぎ」と観光業
癒しやリラックスに関して知識がある方はご存じかもしれないが「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」を初めて知った。木の葉が風で揺れる音や波の音、川のせせらぎ、鳥の鳴き声などを聞いていると心地良く感じたりするが、これは自然の音に含まれる1/fゆらぎ...


中小旅行会社の新時代
6月下旬になると旅行業協会関連の総会もひと段落した。総会でトップのあいさつや事業計画をみると、あきらかにコロナ禍前とは大きく異なっている。これまでのビジネスモデルからの変換や、国や市町村など行政との連携を視野に入れた内容や発言が目立った。 ...

5月8日は「独立記念日」
5、6月は業界団体の総会シーズン。ようやくコロナ禍前の雰囲気になり、総会後の懇親会の賑わいは、この苦しい3年間を乗り切った者同士を称え合う笑顔がまぶしい。 懇親会の席上、ある団体のトップが「半年ほど我慢すればなんとかなると思っていたら...