本紙から

中小旅行会社の新時代
6月下旬になると旅行業協会関連の総会もひと段落した。総会でトップのあいさつや事業計画をみると、あきらかにコロナ禍前とは大きく異なっている。これまでのビジネスモデルからの変換や、国や市町村など行政との連携を視野に入れた内容や発言が目立った。 ...

23年6月25日号 トラベルニュースat本紙
第2の創業期に 全旅、50周年迎え新機軸 株式会社全旅が今年創立50周年を迎えた。中間幹夫社長は、震災など50年間で見舞われた数多の危機を乗り越えてきた先人に対し敬服の念と感謝の思いを示すとともに、次の50年、100年に向けて...

観光立国推進の中心に 全旅連・井上新会長に聞く(4) 被災者受入―宿の社会的貢献
地方創生の切り札 ―最後にこれからの旅館に求められているものは何かをお聞きしたいと思います。 観光業は、これからの観光立国推進の基幹産業といわれる中、我々旅館ホテル業を中心にしていきたいというのが私の考えです。地方に行けば観光旅...

観光立国推進の中心に 全旅連・井上新会長に聞く(3) 稲盛和夫氏の著書に学ぶ
カブトムシを育て愛する ―さて、ここから「人間・井上善博」を探っていきたいと思います。井上さんがもっとも影響を受けた人物を教えてください。 さきほどから名前が出ている人たちです。私が青年部に出向し始めたとき、特消税撤廃で本部長を...

観光立国推進の中心に 全旅連・井上新会長に聞く(2) 宿は日本固有の文化
青年部員が活躍できる場を ―歴代で最も若い会長になるんですか? 調べましたら、小原さんが55歳、佐藤さんが53歳、私が54歳です。北原さんと多田さんは60代で会長になっておられます。私が一番若いと思っていたのですが小原さん、佐藤...

観光立国推進の中心に 全旅連・井上新会長に聞く(1) 青年部員やOB、JKKと活動
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の次期会長に選出されている井上善博さん(福岡県・ほどあいの宿六峰舘)に、正式就任する6月13日の通常総会を前に話を聞いた。別名“カブトムシ社長”とも言われている井上さんは、多様な全旅連の組織が一...

5月8日は「独立記念日」
5、6月は業界団体の総会シーズン。ようやくコロナ禍前の雰囲気になり、総会後の懇親会の賑わいは、この苦しい3年間を乗り切った者同士を称え合う笑顔がまぶしい。 懇親会の席上、ある団体のトップが「半年ほど我慢すればなんとかなると思っていたら...

23年6月10日号 トラベルニュースat本紙
観光立国推進の中心に 全旅連・井上新会長に聞く 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の次期会長に選出されている井上善博さん(福岡県・ほどあいの宿六峰舘)に、正式就任する6月13日の通常総会を前に話を聞いた。別名“カブ...

「グレーター西日本」の実現 関西、瀬戸内、四国、山陰4DMO連携(3) 「万博は通過点」
「永遠にチャレンジするから失敗はない」 関西、瀬戸内、山陰、四国の4DMOの連携をけん引した関西観光本部の東井さん。同本部で昨年策定した「関西ツーリズムグランドデザイン2025」がバックボーンになった。 そこにはこう書かれている...

「グレーター西日本」の実現 関西、瀬戸内、四国、山陰4DMO連携(2) “日本初”の連携が目指す姿とは
関西観光本部・東井芳隆さんに聞く 日本初の広域連携DMOの連携協定について話を伺おうと、大阪・中之島の事務所に関西観光本部の代表理事と専務理事を兼ねる東井芳隆さんを訪ねた。 満面の笑みで迎えてくれた東井さんは、開口一番「旅行者目...