本紙から
女工哀史のもう一つの歴史
前回に続いて明治から大正、昭和にかけて日本経済をけん引した絹産業のドキュメント映画「シルク時空(とき)をこえて」について書く。監督の熊野友幸さんは長野県伊那谷出身で山の映像やドキュメンタリーを多く撮ってきたという。絹産業と長野県南部といえば...
23年1月25日号 トラベルニュースat本紙
23年を観光復活元年に 観光立国推進協議会 観光関連産業を中心に産業横断的に100の企業・団体が加盟する観光立国推進協議会(山西健一郎委員長=日本観光振興協会会長)は1月17日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで全体会議を開き...
四字熟語で2023年の観光を占う(3) 心努不路・光機到来
23年は「霧」晴らし「活」動を 【心努不路】 佐藤さんも「不」を選び懸念する。この四字熟語は、人間の身体と土地は切り離せない関係にあるという意味の身土不二から。 佐藤さんは国内客、外国人客ともに増加すると見通すが、人手「不足」に...
四字熟語で2023年の観光を占う(2) 霧中夢索・活禍激溌
次世代に「夢」託し「光」放つ 【霧中夢索】 造語の元となった暗中模索は「暗闇のなか手探りで物を探すこと」。転じて「どうしてよいか分からない状況で解決法や打開策をいろいろ試すこと」を意味する。この3年、我々はコロナ禍に直面しまさに暗中模...
四字熟語で2023年の観光を占う(1) 6氏が選んだ“観字”から
2022年の漢字は「戦」(日本漢字能力検定協会)だった。ロシアのウクライナ侵攻、円安と物価高による生活面での「戦」いなどが選定理由。毎年の企画、今年の観光業・旅行業を漢字一字(観字)で占うとどうか―本紙コラムニストら6氏に一字を挙げていただ...
手仕事の観光業に誇りを
明治から大正、昭和にかけて日本経済をけん引した絹産業のドキュメント映画「シルク時空(とき)をこえて」(熊谷友幸監督)を見た。 映画は、日本有数の巨大製糸家を輩出した信州岡谷、小説「野麦峠」で知られる製糸工女のふるさと・飛騨古川のほか、...
23年1月1日新年号 徳川家康特集
「どうする家康」歩みをたどる天下人紀行 ひとりの弱き少年が、戦乱の世をいかに生き抜き、天下人にまで上り詰めたのか―。今年の大河ドラマ「どうする家康」は、タイトル通り、戦国の英雄、徳川家康の生涯に迫る。ただその歩みは戦国の猛者た...
23年1月1日新年号 トラベルニュースat第2部
癸卯の年始に飛躍を誓う 業界リーダー58氏から年頭所感 観光業界をリードする58氏から年頭所感をご寄稿いただいた。国内外で憂慮する事態が度重なる反面、今年の干支「癸卯(みずのとう)」は春の訪れを告げる組み合わせで、これまでの努...
23年1月1日新年号 トラベルニュースat第1部
四字熟語で2023年の観光を占う 6氏が選んだ“観字”から 2022年の漢字は「戦」(日本漢字能力検定協会)だった。ロシアのウクライナ侵攻、円安と物価高による生活面での「戦」いなどが選定理由。毎年の企画、今年の観光業・旅行業を...
観光って、密なので 紙面から選ぶ2022年観光番付(4) バカげた戦争と扇動報道
明るい話題も暗い話題も記憶に残そう C 9月23日に開業した西九州新幹線。短い路線だけど、佐賀県と長崎県にスポットライトが当たった明るい話題。 A 九州をはじめ大阪初の長距離フェリーに新造船の就航が相次いだことや、いよいよ万博ま...