かがやき新た-北陸新幹線開業(2) 歓迎ムード一色で賑わう式典
金沢駅で行われた開業式典にはJRや国、地元関係者が多数出席。待望の北陸新幹線開業を異口同音に祝った。
悲願に沸く地元 華々しくスタート切る
JR西日本の真鍋精志社長は「駅の案内板に一番列車である『かがやき500号 東京』が表示され、感慨深い。北陸と首都圏がつながり、これで中京や関西圏とともに2時間半で結ばれる大きなネットワークになりました」。
太田昭宏国交相は「長年の悲願が達成されたのは沿線の皆さんのおかげです」。石川県選出の馳浩衆議院議員は「まちかねた春のかがやき新幹線」と喜びを句にして詠み「北陸新幹線は白山、小松、福井へと延伸します。皆さん頑張りましょう」と早くも次のステップに期待を込めた。
式典には多数の報道関係者が詰めかけ、東京からの列車を迎える地元関係者や旅館女将、乗客、鉄道ファンで賑わった。