中国客フィーバー続く(1) JNTO北京事務所が断言
2015年、一躍訪日国トップに躍り出た中国。訪日旅行者数499万人は、2位韓国の400万人を約100万人上回り、訪日旅行者の4人に1人を占める。一方で中国経済の減速とともに、中国からの訪日旅行減退への懸念もささやかれ始めた。そんななか1月27、28日に東京・目白台のホテル椿山荘東京で開かれた日本政府観光局(JNTO)主催のインバウンド旅行振興フォーラム。JNTO北京事務所の伊地知英己所長は「中国経済の実態は悪くない。今年も中国から旅行者は来る。昨年より多く」と懸念を払しょくしてみせた。