ANTA国内観光活性化フォーラム開催(3) 抽選会や表彰で賑わい
国内観光活性化フォーラムでは、石川県内をはじめ全国から自治体、観光協会、観光事業者が約50ブースを出展し、来場者に観光PRや物産販売を行った。石川県内の温泉旅館宿泊券が当たる抽選会などもあり、一般来場者で賑わった。
学生による着地型プランも表彰
また、昨年3月に鹿児島県で開かれたフォーラムで実施が決まった「明治維新鹿児島送客キャンペーン」の結果が発表され、4―12月の期間中に全国から3万人を超す送客を記録。送客実績の高かった最優秀会員は大阪府のビーウェーブで、優秀会員は東京都の南西旅行開発、準優秀会員は宮崎県のトラベルジャパンと石川県のトラベル・エーだった。
さらに「学生がつくる石川県の着地型旅行プランコンテスト」の表彰式も行われた。北陸3県に在住する高校生以上の学生を対象に、若者の斬新な発想に富んだ旅行商品アイデアを募集、17件の応募があった。最優秀賞は、北陸学院大学短期大学部の学生2人がつくった「金沢イケメン観光」で、様々な業種で活躍している金沢市内の男性を訪ねて回るというユニークなもの。自分たちでまちを歩いて商品化したことが評価された。
フォーラム後の懇親交流会はJATAの田川博己会長やJNTOの松山良一理事長らも出席し、着地型旅行推進へ協働を呼びかけた。