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新時代の幕開け(3) 「お茶の京都DMO」が稼働

一方、京都府南部12市町村のDMO「一般社団法人京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)」は4月3日から宇治市の京阪宇治駅の駅ビルを拠点に業務を開始した。

京都府南部に新しい観光を

お茶の京都エリアは宇治、城陽、八幡、京田辺、木津川の5市と久御山、井手、宇治田原、笠置、和束、精華の6町、南山城村で構成。DMO社長には京阪バスの脇博一会長が就いたのをはじめ京都府、宇治市、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリストから派遣されたスタッフ6人が業務にあたる。

お茶の京都DMO

業務を開始した
「お茶の京都DMO」の皆さん

観光地域づくりの企画やプロモーション、マーケティングなどを行うほか、宇治茶のプレミアムブランド化や食資源、地域産品の販売促進も手掛ける。6月までを目途に旅行業登録を取得しお茶の京都エリアの着地型旅行商品の造成、販売も行う。同エリアでは4月から「お茶の京都博」が開催されており、博覧会と連動した事業なども企画している。

同社の上岡和弘監理部長は「エリアの世界遺産登録を見据えた観光地域づくりに取り組んでいきたい」と話していた。

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