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リアル○刀流に活路 紙面から選ぶ2021年観光番付(5) “サブスク”で観光消費喚起

役員も“変わる” 業界変革の一年に

 今年は業界団体の役員改選期でもあった。紙面では、全旅連青年部の新旧2人の部長が弊社に来てくれて対談記事を掲載した。2人とも行動力があり、話を聞いていて頼もしく思った。

 旅行業団体も一部で役員が入れ替わった。JATAは会長の坂巻さんが急逝し、菊間さんが引き継いだが…。

 弊紙で長年にわたりコラムを執筆いただき旅館ホテル業界をはじめ指南いただいた松坂健さんも鬼籍に入られてしまった。寝耳に水とはこのことかと心底思った。

 西の前頭筆頭を「リベンジ旅行」としてけれど、その消費を促す仕掛けとしてサブスクリプションという消費(販売)形態が観光業界にも現れた。ピーチアビエーションは11月の1カ月間全線乗り放題のサブスクプランを1万9800円からの料金で販売した。こちらは販売枚数が120枚と少なかったことから、宣伝効果を重視した取り組みだったのかもしれない。

 スマホでは当たり前のサブスクだが、顧客を囲い込む戦略として観光業界も席巻しそう。

 最後は弊社がらみの話題で。下の番付、和装の旅、多士済々の来社はまさにそう。9月10日号は極地探検家、eスポーツ団体の代表を紹介し編集しながら、なんの業界紙だと思った。うちなりの○刀流だね。

(トラベルニュースat 21年12月10日号)

(前の記事)リアル○刀流に活路 紙面から選ぶ2021年観光番付(4) 完敗の「おもてなし」五輪

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