地旅・地産の“マルシェ”誕生 全旅が10月オープン「GOORBY」(2) 日本を、地域を元気に
地元の“自慢”を出品 商品掲載料は無料
サービスフローは、地旅では旅行者がサイトから予約・支払いを済ませると旅行会社に新規予約連絡が入り、旅行当日までのフォロー・エスコートを行い、入金。地産は商品が購入されると出品者に発注連絡が入り、商品を発送、サイトへ発送連絡を行った後入金という流れになっている。
出品申し込みはフォームに必要事項を記入するのみ。7営業日程度で登録完了通知が届き、サイトの専用管理画面から商品登録に移る。地旅の登録で全旅ペイメント未加盟の場合のみ約2カ月の審査が必要になる。
商品掲載料は何品でも無料。手数料は地旅がクレジット決済1・3―2・8%、コンビニ決済が1・3%。地産は販売価格の10%。
消費者に対しては、8月末まで事前登録キャンペーンを実施しサイト会員を募集。会員登録か地旅のSNSのフォローで特産品が当たるもので、サービス利用者となる会員の増加に力を入れる。
全旅マーケティング統括部IT事業推進室の阿部沙織さんは「コロナ禍になり、観光業界は大打撃を受けています。消費者も旅行への欲求を抱えていらっしゃる中で、ウィズ・アフターコロナでは旅行の形態や求めるものが変わってくると思われます。そしてマイクロツーリズムへの興味、邦人のインバウンド誘客への関心の高まりも感じられるなか、『GOORBY』を企画しました。その土地の魅力が詰まったサイトを通じて『まだ見ぬ土地の知らない魅力』を発信し地域を活性化できたらと考えています」と話している。
問い合わせは、GOORBY事務局 電話03―6264―1399。
(トラベルニュースat 2022年8月25日号)
(前の記事)地旅・地産の“マルシェ”誕生 全旅が10月オープン「GOORBY」(1) 旅と特産が買えるウェブサービス
- 万博へ着々 パビリオン内覧始まる(24/11/15)
- 地産地消へ本気な目標 滋賀県旅館組合が“KPI”(2) 県挙げての食のもてなし実現(24/10/25)
- 地産地消へ本気な目標 滋賀県旅館組合が“KPI”(1) 2030年までに県内産50%へ生産者と大交流会(24/10/25)
- 新たな旅の価値発信 ツーリズムEXPOジャパン2024開催(2) サステナブルな観光で世界の基幹産業に(24/10/11)
- 新たな旅の価値発信 ツーリズムEXPOジャパン2024開催(1) 目標超える18万3千人が来場(24/10/11)
- 塚島部長が続投 全旅連青年部初の2期目(2) 宿泊観光産業の推進図る(24/09/26)
- 塚島部長が続投 全旅連青年部初の2期目(1) 臨時総会で再選(24/09/26)