観光・宿泊業界復興の狼煙 全旅連青年部、北海道で初の全国大会(2) コロナ禍を吹き飛ばす熱気
700人が出席
これを受けて全旅連の多田計介会長(石川県和倉温泉・ゆけむりの宿美湾荘)は「コロナ禍という大きな問題にぶつかった時に会長になりましたが、ありがたかったのは青年部の存在です。私たち親会に代わって政府や関係省庁に陳情活動を繰り広げてくれました。これからも連携を取って業界発展や地域活性化のために尽力したい」と話しエールを送った。
岸田文雄首相は動画メッセージで「日本の宿泊産業を盛り上げるために札幌の地に結集している全旅連青年部の皆さまに敬意を表したい。星永重部長、塚島栄太次期部長を中心に青年部の活躍を期待しています」と、青年部を励ました。
各ブロックや都道府県で青年部活動に貢献した功績を称える「褒賞」の発表・表彰式も行われた。今回23件がエントリーし最高賞の部長賞(グランプリ)には、兵庫県城崎支部の「豊岡観光DX事業~城崎温泉は『街全体が一軒の宿』~」が選ばれた。準部長賞は岡山県湯郷支部、トラベルニュース社賞は宮崎県高千穂支部が獲得した。

褒賞でグランプリを受賞した城崎支部
懇親会には青年部員をはじめ協定商社や関係者など700人が出席し、コロナ禍を吹き飛ばす熱い雰囲気に包まれた。

ファインティングポーズをとる星部長(左)と塚島副部長
(トラベルニュースat 2022年11月10日号)
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