観光って、密なので 紙面から選ぶ2022年観光番付(4) バカげた戦争と扇動報道
明るい話題も暗い話題も記憶に残そう
C 9月23日に開業した西九州新幹線。短い路線だけど、佐賀県と長崎県にスポットライトが当たった明るい話題。
A 九州をはじめ大阪初の長距離フェリーに新造船の就航が相次いだことや、いよいよ万博までカウントダウンが始まり京都や大阪ではホテルの新規開業ラッシュ。新今宮の星野リゾート進出はインパクトがあった。
B 一方で、業界にとってうれしくないニュースもちゃんと記憶に残しておきたい。ロシアのウクライナ侵略による結果としての食料や燃料の不足・高騰による生活全般、観光産業への影響は半端ないと思う。こんなバカげた戦争は一刻も早くやめてもらいたい。
A 今年は、知床の観光船の大惨事、ツアーバスの事故もあった。特に前者は、全国の遊覧船事業にも風評被害をもたらした。あってはならない事故だが、世間を扇動することに注力するような報道のあり方は毎度どうかと思う。
C 本紙では今年、お寺の話題が多かった。
A ほんと、積極的に動いているお寺が多く不思議とご縁を得た。世情が不透明な今、駆け込み寺じゃないけれど、勝尾寺や興福寺の方々が意欲的でお話を聞くと元気がもらえた。
C リアルと言えば居酒屋とらべる。持ち寄りで不定期開店だけど、業界内外を問わずユニークな人が集まって毎回毎回楽しかった。来年も引き続き開店しますので、皆様のご来店をお待ちしております。
(トラベルニュースat 2022年12月10日号)
(前の記事)観光って、密なので 紙面から選ぶ2022年観光番付(3) 存在感増す全旅、全旅連青年部
- 万博へ着々 パビリオン内覧始まる(24/11/15)
- 地産地消へ本気な目標 滋賀県旅館組合が“KPI”(2) 県挙げての食のもてなし実現(24/10/25)
- 地産地消へ本気な目標 滋賀県旅館組合が“KPI”(1) 2030年までに県内産50%へ生産者と大交流会(24/10/25)
- 新たな旅の価値発信 ツーリズムEXPOジャパン2024開催(2) サステナブルな観光で世界の基幹産業に(24/10/11)
- 新たな旅の価値発信 ツーリズムEXPOジャパン2024開催(1) 目標超える18万3千人が来場(24/10/11)
- 塚島部長が続投 全旅連青年部初の2期目(2) 宿泊観光産業の推進図る(24/09/26)
- 塚島部長が続投 全旅連青年部初の2期目(1) 臨時総会で再選(24/09/26)