万博公式観光ポータルサイト 2025年日本国際博覧会協会が開設(1) 会場来場者に地方周遊促す
2025年4月の開幕まであと500日あまりとなった大阪・関西万博。2025年日本国際博覧会協会では、訪日外国人観光客を含む約2820万人の万博来場者に対して、全国各地へ周遊するよう促そうと、万博公式の観光ポータルサイト「EXPO 2025 Official Experiential Travel Guides」を10月18日にプレオープンした。万博のテーマに関連した着地型旅行企画や体験商品を検索・予約・決済でき、来年4月の本格運用に向け、地域の魅力を発信する商品の登録を地方自治体やDMO、地域の旅行会社など観光関連事業者に呼びかけている。
地域コンテンツや商品販売
ポータルサイトは万博プラス地域観光を推進するため、万博来場予定者や訪日観光客に対して万博開催テーマやサブテーマに関連した日本各地での体験や過ごし方を提案することが目的。そのため▽地域の魅力紹介(スペシャルストーリー動画)▽万博テーマに関連した観光商品、体験商品の販売▽地域のイベントカレンダーなどを掲載する。日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語に対応する。
観光商品については、大阪・関西万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」やサブテーマ「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」など万博のテーマに親和性があり、満足度や付加価値が高く、SDGsに関連した工夫したものを求めている。商品形態は宿泊型ツアー、日帰りツアー、体験コンテンツなどで▽健康やウェルビーイング、自然に触れる地球の未来を考える体験▽暮らしを豊かにする新たな出会いがあるガストロノミーなどの体験▽知的好奇心をくすぐる文化体験などがイメージされている。商品造成後、同協会に掲載申請を行い、審査のうえ掲載される流れ。
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